高校生が調理実習で郷土料理の「おやき」作り 茅野市

長野県の代表的な郷土料理に親しんでもらおうと、茅野市の高校生がおやきづくりを体験しました。

食育活動の一環として茅野市の東海大諏訪高校で実施されたおやき作りの調理実習には2年生38人が参加しました。
おやきの生地には小麦アレルギーのある生徒に配慮して米粉が使われ、生徒たちは、調味料やベーキングパウダーを混ぜてこねてから、薄く伸ばしていきました。
そして、炒めた切り干し大根とゆでたかぼちゃを包んだ2種類のおやきをフライパンで焼き上げました。
県外出身でおやきを初めて食べるという生徒も多く、信州の郷土料理を興味深そうに味わっていました。
静岡県出身の男子生徒は「初めて食べましたが、モチモチした皮の食感と切り干し大根のシャキシャキ感がおいしいです」と話していました。
また、愛知県出身の女子生徒は「お店で見て、作り方が難しそうだと思っていました。自分で作れるとわかったので、年末に帰省したときに家族に作ってあげたいです」と話していました。