初の「佐久平ハーフマラソン」 県内外から3000人余参加

佐久市で「佐久平ハーフマラソン」が初めて開催され、全国から集まったランナーが、秋晴れのもと浅間山を望むコースを駆け抜けました。

初めて開催された「佐久平ハーフマラソン」には、5キロと1.5キロの部も含めて、県内外の3000人余りが参加し、ハーフマラソンのスタート前には、地元の子どもたちがチアダンスを披露して、ランナーにエールをおくりました。
5キロの部には、「日頃の地元の応援に感謝の気持ちをあらわしたい」と佐久長聖高校の駅伝部も出場して大会を盛り上げました。
また、走り終えたランナーには、地元で収穫されたりんごがふるまわれ、秋の味覚をおいしそうに味わっていました。
このほか会場には、佐久市出身の漫画原作者、武論尊さんの代表作、北斗の拳の人気キャラクター、ラオウのパネルも設置され、ランナーたちは主人公のケンシロウがデザインされた記念品のタオルを広げて撮影していました。
千葉県から参加した30代の男性は「新幹線で来ました。駅から会場が近く、山がきれいで景色もよかったので、また参加したいです」と話していました。
佐久長聖高校駅伝部の猿田創汰選手は「練習では1人で走ることが多いので、ランナーの人たちと走れて楽しかったです。この大会をきっかけに、佐久のよさが広まればと思います」と話していました。