北陸新幹線の延伸に向け 福井 坂井の特産品PR 軽井沢町

来年3月に北陸新幹線で福井県とつながる長野県軽井沢町で、福井県坂井市の特産品をPRする催しが開かれました。

軽井沢町と福井県は、北陸新幹線の延伸をきっかけに観光や経済などで交流を深めようと連携協定を結んでいて、21日、福井県の代表的な観光地「東尋坊」がある坂井市が地元の魅力をPRする催しを開きました。
会場となった軽井沢町の直売所には、油揚げやさばずしなどの特産品を販売する8つのブースが設けられ、訪れた人たちは試食をしたり、店の人に商品の特徴を聞いたりしながら買い物を楽しんでいました。
また、福井県立大学の学生が育てた坂井市の伝統野菜「越前白茎ごぼう」を使ったお茶の試飲も行われ、人気を集めていました。
軽井沢町の40代の女性は「知らない食べ物がたくさんあって楽しかった。新幹線が開業したら福井県に遊びに行きたい」と話していました。
坂井市の池田禎孝市長は「3月16日からは乗り換えをしないで新幹線で福井県に行けるので、軽井沢町や長野県の人たちに観光などに来てほしい」と話していました。
この催しは、22日も「軽井沢発地市庭」で開かれます。