長野高専文化祭 県内企業とコラボのアトラクションなど人気

長野市の長野高専で21日から文化祭が始まり、学生が県内企業と協力してつくった乗り物など、体験型のアトラクションが人気を呼んでいました。

長野高専=長野工業高等専門学校の文化祭は一般の人も参加して21日から始まり、1年生から5年生までの25のクラスなどがさまざまな企画を披露しています。
人気を集めていたのは学生が県内企業と協力してつくった体験型のアトラクションで、このうち2年生のクラスが企画した“ジェットコースター”は、鉄の板を加工しておよそ16メートルのU字型のコースを作り、高低差を利用して客車に見立てた箱に乗って滑り降ります。
また、5年生のクラスでははんだ付けの体験会が開かれ、訪れた子どもなどが学生に教わりながら、基板に部品を取りつけると光ったり、音が鳴ったりするキーホルダーづくりに挑戦していました。
兄がこの学校に通っているという北相木村の小学5年生の女の子は「はんだ付けは初めてで難しかったですが、楽しかったです。前よりも機械に興味がわきました」と話していました。
はんだ付けのしかたを教えた5年生の男子学生は「体験を通じて高専や、長野県で盛んな工業について興味を持ってもらえたらうれしいです」と話していました。
文化祭は22日も開かれ、学校によりますと2日間で3000人以上の来場を見込んでいるということです。