長野市 観光客向け 電動アシスト自転車貸し出しへ 記念式典

長野市が27日から観光客向けに「Eバイク」と呼ばれる電動アシスト自転車の貸し出しを始めるのを前に、26日、長野駅前で記念のセレモニーが行われました。

長野市は、市内を中心とした周遊観光に使ってもらおうと、27日から東京の民間企業と協力して「Eバイク」と呼ばれる電動アシスト自転車の貸し出しを始めます。
サービスの開始に先立ち、26日は長野駅前で記念セレモニーが行われ、長野市の荻原市長が「多くの方に『Eバイク』の活用を通じて長野市の良さを確かめてもらいたい」とあいさつしました。
このあと、荻原市長はさっそく「Eバイク」に乗って駅周辺を1周し、快適な乗り心地を体験していました。
「Eバイク」は、長野駅の善光寺口と東口、それに川中島古戦場史跡公園の3か所にあわせて25台用意されます。
事前に専用のアプリをダウンロードして登録すれば借りることができて、乗り終えると3か所のどこでも返却できます。
利用料金は自転車の種類によって異なりますが、半日で最大3000円かかり、バッテリーは50キロから60キロ程度は持つということです。
長野市の荻原市長は「コロナ禍が落ち着き観光需要が非常に増すなかで多くの人に『Eバイク』を使って長野市だけでなく近隣の自治体にも行ってもらえれば広域の観光振興にもつながる」と話していました。