佐久市 地元中心の企業や団体が技術力紹介「SAKUメッセ」

佐久市を中心とする企業や団体のすぐれた技術力を紹介する「SAKUメッセ」が、21日から開かれています。

「SAKUメッセ」は、佐久市の企業などのすぐれた技術力を紹介し、新たなビジネスにつなげようと商工団体などが、おととしから始めたもので、80余りの企業や団体が出展しました。
ことしは、若い世代にも市内の企業を知ってもらおうと、地元の小・中学生や高校生の見学を受け入れていて、企業の担当者が商品の特徴などについて説明していました。
また、高校生や大学生が地元の企業などと連携して行った研究の成果を発表する時間も設けられ、競歩で全国大会に出場した高校2年生の後小路葉月さんがフォームを解析した結果を説明しました。
企業の協力のもと、センサーなどを使って体の動きを計測したところ、姿勢や動きに課題が見つかったということで、「今後も定期的に計測して競技力向上につなげたい」と述べました。
SAKUメッセ実行委員会の白鳥敬日瑚実行委員長は、「技術のしっかりした企業がたくさんあるので、メッセをきっかけに多くの人に魅力が伝わればうれしい」と話していました。
SAKUメッセは、23日まで佐久市総合体育館で開かれています。