岡谷市長選挙告示 新人3人が立候補 16年ぶりの選挙戦に

任期満了に伴う岡谷市長選挙が17日告示され、新人3人が立候補し、16年ぶりの選挙戦となりました。

岡谷市長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で
新人の中島保明氏(66)
早出一真氏(51)
武井友則氏(31)
の3人です。
市長を4期務めた現職が引退を表明し、元岡谷市議会議員の新人3人による争いとなりました。
中島氏は「新型コロナウイルスなど想定できない問題が岡谷市にも影響を与えている。どんな場面でも熱く燃え、いろいろな困難に立ち向かっていきたいと考えている」と訴えました。
早出氏は「次世代を担う子どもたちへの支援や医療・福祉の充実、健康寿命をのばすことなどで、『岡谷市は笑顔と元気があふれるまちだ』と思ってもらえるようにしたい」と訴えました。
武井氏は「岡谷市の課題は若年層の流出や少子化だ。若い世代にこの地域を選んでもらわないと未来はない。岡谷市に住んでいることを誇りに思えるまちづくりを進める」と訴えました。
岡谷市は人口およそ4万6000。
選挙戦では、人口減少が進むなかでの子育て支援策の充実や、岡谷駅周辺のにぎわいづくり、それに産業振興策などについて論戦が交わされます。
一方、17日は、ことし4月に行われた岡谷市議会議員選挙で、定員割れしたことから、欠員を補う再選挙も告示され、1議席をめぐって新人2人が立候補しました。
岡谷市長選挙と市議会議員再選挙は、今月24日に投票が行われ即日開票されます。