「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」閉幕 松本

世界的指揮者の小澤征爾さんが総監督を務めるクラシック音楽の祭典、「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」は、最終日の6日、子ども向けのコンサートで閉幕しました。
先月19日に開幕した「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」は、松本市を拠点に夏に開催される国際的なクラシック音楽の祭典で、オーケストラやオペラなど8つの有料公演が行われ、およそ9500人が楽しみました。
最終日の6日、松本市のキッセイ文化ホールでは締めくくりとなる子ども向けのコンサートが開かれ、招待された県内の小学6年生およそ1100人が、若い音楽家たちによるベートーベンの交響曲第7番に聴き入っていました。
コンサートの最後に、オーケストラの豪華な演奏に合わせて、全員で童謡「ふるさと」を合唱してフェスティバルを締めくくる、と会場に大きな拍手が響き渡っていました。
松本市の女の子は「迫力があってすばらしかったです。フェスティバルの最終日に鑑賞することができてよかったです」と話していました。
小澤征爾さんは、ことしのフェスティバルでも指揮を執ることはありませんでしたが、今月2日のオーケストラコンサートにサプライズで登場しました。