映画音楽巨匠が指揮 小澤征爾さんの音楽の祭典 上映会 松本
世界的指揮者の小澤征爾さんが総監督を務めるクラシック音楽の祭典「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」で、小澤さんと親交が深い映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムズさんが2日指揮したコンサートの上映会が松本市で開かれました。
これは、アメリカの作曲家で映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムズさんが30年ぶりに日本で指揮した2日のコンサートを、多くの人に楽しんでもらおうと「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」の実行委員会が開きました。
松本市のまつもと市民芸術館には、抽せんで選ばれた1200人が集まり、親しみのある映画音楽の演奏が始まると、観客たちは聴き入っていました。
また、ジョン・ウィリアムズさんと親交の深い小澤征爾さんが会場に姿を現し、2人で握手を交わす場面も上映されました。
上映会を見た松本市の80代の女性は「2人の友情を見て涙が出てきました。すばらしい演奏でした」と話していました。
松本市の20代の男性は「感動しました。映画で知っている曲が流れてうれしかったです」と話していました。