「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」 オーケストラ公演
世界的指揮者の小澤征爾さんが総監督を務めるクラシック音楽の祭典「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」で、25日、オーケストラのコンサートが初日を迎え、迫力ある演奏が観客たちを魅了しました。
松本市のキッセイ文化ホールでは、25日フェスティバルの主要公演のひとつ、「オーケストラコンサートAプログラム」が初日を迎えました。
タクトを振るのは、欧米の数々の名門オーケストラで指揮者を務め、フェスティバルには10年ぶりの出演となるフランス出身のステファン・ドゥネーヴ氏です。
ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の劇中音楽を編曲した「シンフォニック・ダンス」や、市民とプロの合唱も加えたフランスの作曲家・ラヴェルの組曲などが披露され、迫力ある演奏に観客たちは惜しみない拍手を送っていました。
15回以上も公演を見てきたという名古屋市の男性は、「ポピュラーな音楽も取り入れていて新鮮でした。とてもすばらしかったです」と話していました。
また、松本市に住む男性は「一流の演奏を聴けて最高でした。小澤さんが30年以上にわたり地域に根付く活動をされているのはすばらしく今後も続いてほしいです」と話していました。
このコンサートは27日も開かれます。