白馬大雪渓 3年ぶり通行止め 27日午後3時〜 北アルプス

登山者に人気がある北アルプス・白馬岳の「白馬大雪渓」を通るルートは、夏の猛暑や雨の影響で雪解けが進み安全が確保できないとして、27日午後3時から通行止めになります。
白馬大雪渓の通行止めは3年ぶりです。

白馬村の「白馬大雪渓」は北アルプスの白馬岳と杓子岳にはさまれた谷間にあり、夏でも雪の上を歩いて登山できるルートとして人気があります。
しかし、村によりますと、昨シーズンが暖冬だった影響で積雪が少ないうえ、この夏の猛暑と雨の影響で雪解けが進んでおり、あちこちで雪の割れ目や崩落が確認されているということです。
白馬村は、現地調査を踏まえてきょう協議を行い、27日午後3時から、このルートを通行止めにすることを決めました。
村は、登山道の状況によっては、これよりも早く通行止めにする可能性もあるとして、村のホームページで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
白馬大雪渓は3年前の9月にも雪不足や猛暑などの影響で雪の崩落などが確認され通行止めとなりました。
村は今シーズンの規制解除は難しいとして、登山する場合は別のルートを利用するよう呼びかけています。