霧ヶ峰高原で秋の訪れ告げる花が見頃

霧ヶ峰高原では、淡い青紫色の花を咲かせる「マツムシソウ」など、秋の訪れを告げる花が見頃を迎えています。

マツムシソウは、秋を代表する山野草の1つで、マツムシが鳴くころに咲くことから、その名がついたともいわれています。
霧ヶ峰高原では、今月上旬から直径4センチほどの淡い青紫色のマツムシソウの花が咲き始め、いま、見頃を迎えています。
高原では、マツムシソウのほかにも、黄色い小さな花を咲かせる「アキノキリンソウ」や、白や薄紫の花を咲かせる「ノコンギク」なども咲いています。
登山やハイキングに訪れた人たちは、一足早い秋を楽しんでいました。
県霧ヶ峰自然保護センターの小松研一さん「残暑が続いていますが、高原では秋の風が吹き、空も秋の色になっています。散策しながらすがすがしい秋の景色を楽しんでほしい」と話していました。