「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」開幕の歓迎パレード
世界的指揮者の小澤征爾さんが総監督を務めるクラシック音楽の祭典、「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」の開催を歓迎しようと、子どもたちが楽器を演奏しながら松本市の中心部を練り歩くパレードが行われました。
20日のパレードには、19日開幕した「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」のロゴマークが入ったシャツを着た小中学生などおよそ1600人が参加しました。
子どもたちは、松本市の中心部を「YMCA」など親しみのある曲を演奏しながら行進していました。
沿道には大勢の人が集まり、写真を撮るなどして楽しんでいました。
パレードのゴール地点、国宝・松本城の本丸庭園に到着すると、子どもたちはフェスティバルで指揮者を務めるディエゴ・マテウスさんの指揮で、県歌「信濃の国」など2曲の演奏も披露していました。
パレードに参加した中学3年の女子生徒は「フェスティバルに出る指揮者の指揮のもと演奏することができてうれしかったです」と話していました。
松本市の70代の女性は「パレードからすべて見ました。子どもたちが立派に演奏する姿に感動しました」と話していました。