「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」開幕で若手が演奏
世界的指揮者の小澤征爾さんが総監督を務めるクラシック音楽の祭典、「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」が19日開幕し、若手音楽家のコンサートが行われました。
19日開幕した「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」は松本市を拠点に夏に開催される国際的なクラッシック音楽の祭典で、来月6日までの間、コンサートやオペラなど8公演が行われます。
初日の19日は松本市音楽文化ホールで、オーディションで選ばれた国内外の若手の歌手とピアニスト6組が演奏し、シューベルトの「若者と死神」やマーラーの「ラインの伝説」などを披露していました。
会場には出演者たちを指導した、長野県出身でドイツのカールスルーエ音楽大学の教授、白井光子さんも訪れ、およそ400人の観客とともにピアノの美しい音色や伸びやかな歌声に耳を傾けていました。
千葉県から訪れた70代の男性は「演奏はとてもきれいで若手の皆さんの将来がとても楽しみです」と話していました。