「諏訪湖上花火大会」4年ぶりに通常開催

諏訪湖の夏の風物詩、「湖上花火大会」が15日夜、4年ぶりに通常規模で開かれ、大勢の人が色鮮やかな花火を楽しみました。

諏訪市の諏訪湖で開かれる「湖上花火大会」は、戦災からの復興を願って昭和24年に始まった夏の恒例行事ですが、コロナ禍のここ3年は中止されたり、日程を分散して開かれたりしてきました。
4年ぶりに通常規模に戻った今回は、台風7号の影響が心配されたものの予定通りに開催されました。
諏訪湖の湖畔には大勢の人たちが詰めかけ、湖に浮かぶ小島などから次々と打ち上げられる花火を楽しそうに見つめていました。
中でも、直径30センチほどの尺玉が夜空に大輪の花を咲かせた時や、スターマインと呼ばれる連射の花火が披露された時には、ひときわ大きな拍手と歓声がわき起こっていました。
市内から家族と訪れた男性は「久しぶりに大規模な花火を見られて楽しかったです」と話していました。
また、宮田村から家族で訪れた小学5年生の男の子は「今まで見た花火の中で音がいちばん響きました」と話していました。