県の公用車も車検切れ 出先機関の1台 約1か月気づかず使用

県内の自治体で公用車の車検切れが相次ぐなか、県もおよそ1か月間、公用車の車検切れに気づかず公務で使っていたと発表しました。

県によりますと、車検が切れていたのは農政部の出先機関で使っている軽自動車1台です。
ことし6月17日が期限だったにもかかわらず、先月13日までのおよそ1か月間、のべ13人が使用して500キロ余り走っていたということです。
県の公用車の車検切れは2019年度以降、今回で6件目だということです。
県は、各部署の年間スケジュールに公用車の定期点検日を記載し、複数の職員で確認するなどの再発防止策をまとめました。
県コンプライアンス・行政経営課は「県民の信頼を損ない深くおわびします。法令順守を強く意識し再発防止に努めます」とコメントしています。
県内では千曲市と佐久市、それに塩尻市でも公用車の車検切れが明らかになっています。