「アニメソングの帝王」水木一郎さんしのぶ写真展 小諸

「マジンガーZ」など数多くのアニメ主題歌を歌ったことから、「アニメソングの帝王」と呼ばれ、去年、肺がんのために亡くなった歌手の水木一郎さんの写真展が、ゆかりの深い小諸市で開かれています。

水木さんは、48年前の1975年、こもろ市民まつり「ドカンショ」のテーマ曲を歌ったことをきっかけに小諸市と交流を始めました。
小諸市の豊かな自然を気に入り、プライベートでもたびたび登山などに訪れたほか、PR動画にも出演して小諸市の魅力発信に一役買いました。
小諸市では、水木さんへの感謝の気持ちを込めて「アニキと小諸」と題した写真展を、しなの鉄道小諸駅の東西自由通路で開いています。
水木さんが観光名所の小諸城址懐古園で人力車を楽しんでいる様子や、おなじみの赤いマフラーを身につけてポーズを決めている写真など65点が展示されています。
小諸市では次の土曜日の5日に、コロナ禍で中止が続いていた「ドカンショ」が4年ぶりに開かれ、水木さんをしのぶ「アニキ連」を結成して祭りを盛り上げるということです。
小諸市企画広報係の柴崎尚実さんは「小諸を愛した水木さんの姿を大勢の人に知ってもらいたい」と話しています。
写真展は今月5日まで開かれています。