五輪の金メダリスト小平奈緒さん「信州ゆめ・きぼう大使」に

スピードスケートの金メダリストで、去年、現役を引退した小平奈緒さんが、長野県の「信州ゆめ・きぼう大使」に任命されました。

茅野市出身の小平さんは、スピードスケートでオリンピックに4大会連続で出場し、2018年のピョンチャン大会では金メダルを獲得しました。
小平さんが、夢や希望を持つことの大切さを伝える長野県の「信州ゆめ・きぼう大使」に任命されることになり29日、御代田町で委嘱式が行われました。
式には、冬季オリンピックのメダリストを育成しようと県などが進めている、SWANプロジェクトの子どもたちも出席して、阿部守一知事から委嘱状が手渡されました。
委嘱状を受け取った小平さんは「夢や希望を必要とする人に届く行動が、大使としてのあり方だと考えています。みんなが夢を持って未来に走り出せるお手伝いをしていきたいです」と抱負を述べました。
「信州ゆめ・きぼう大使」に任命されるのは、川上村出身の宇宙飛行士、油井亀美也さんに続いて小平さんが2人目です。