2年前天竜川転落の船頭 下流の愛知県の湖で今月遺体発見

おととし、飯田市の天竜川で舟下り中に船から転落し行方が分からなくなっていた60代の船頭の男性が、今月、現場の下流に位置する愛知県豊根村の湖で遺体で見つかったことが分かりました。

おととし9月8日、飯田市の天竜川で川下りの舟の船頭をしていた63歳の男性が川に転落しました。
男性は、岸に向かって泳ぐ姿が一時、確認されたものの、その後、行方がわからなくなっていました。
それから2年近くがたった今月3日、愛知県豊根村にあるダムの近くの湖でしゅんせつ工事をしていた業者が男性の遺体を見つけました。
警察がDNA鑑定を行うなどして身元を調べたところ、船頭の男性と確認されたということです。
今回、遺体が発見された湖は、男性が転落した現場から数十キロ下流に位置していて、警察が詳しい状況を調べています。