書道パフォーマンス甲子園 松本蟻ヶ崎高校が3位 4連覇逃す

高校生たちが巨大な紙に書く書の美しさと演技の表現力を競う「書道パフォーマンス甲子園」が、23日愛媛県で開かれ、4連覇を目指した松本市の松本蟻ヶ崎高校は惜しくも3位となりました。

23日、愛媛県四国中央市で開かれた「書道パフォーマンス甲子園」には、全国の予選を勝ち抜いた21校が出場し、長野県からは大会史上初の4連覇をかけて松本蟻ヶ崎高校が出場しました。
松本蟻ヶ崎高校のことしのテーマは「書の原点回帰」で、あえて使う色を抑えて黒い墨と白い紙だけで勝負しました。
生徒たちは6分間の演技で息の合ったパフォーマンスを披露しながら、縦4メートル、横6メートルの巨大な紙に「墨、鮮やかに輝く」と読む3つの漢字を書き込みました。
また、左端には、人はさまざまな経験を通じて大きく成長し未来へ歩んでいくという内容のメッセージを記しました。
審査の結果、松本蟻ヶ崎高校は惜しくも4連覇を逃しましたが3位に入賞しました。
優勝は鳥取県の鳥取城北高校でした。
松本蟻ヶ崎高校の生徒たちは、24日夜、松本市に戻る予定です。