「全国高校7人制ラグビー大会」 佐賀工業が初優勝 菅平高原

上田市の菅平高原で開かれた7人制ラグビーの高校日本一を決める大会は、17日、最終日を迎え、佐賀県の佐賀工業高校が初優勝を果たしました。

高校ラグビーの3大大会の1つに数えられる「全国高校7人制ラグビー大会」は17日までの3日間、菅平高原で開かれ、各都道府県の代表などあわせて48校が熱戦を繰り広げました。
17日の決勝は、佐賀県の佐賀工業と春の選抜大会に続く2冠を目指す神奈川県の桐蔭学園の顔合わせとなりました。
7人制ラグビーは、前後半が7分ずつと試合時間が短く、攻守の素早い切り替えとスピーディーな展開が見どころとなっています。
佐賀工業は選手個々の走力と息の合ったパス回しで5つのトライを重ね、桐蔭学園を31対14で破って初優勝を果たしました。
観客席で応援していた、佐賀工業ラグビー部OBで保護者会の会長も務める古賀隆さんは「選手たちは120パーセントの力を発揮してくれました。初優勝してくれて感無量です」と話していました。
試合後、佐賀工業ラグビー部の大和哲将キャプテンは「ずっと優勝したかったので本当にうれしいです。応援してくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。