廃棄物不法投棄容疑の2人 1人略式起訴 1人処分保留で釈放

3年前、安曇野市の空き地に廃棄物のマットや漬物石などを不法に埋めて投棄したとして、廃棄物処理法違反の疑いで逮捕された2人について、検察は1人を略式起訴し、もう1人を処分保留のまま釈放しました。

いずれも安曇野市に住む建設業の2人は、3年前の7月、安曇野市の空き地にマットや布製のシート、漬物石などあわせて327キロを不法に埋めて投棄した疑いで逮捕されていました。
検察は、このうち57歳の被告について、今月4日に略式起訴し、松本簡易裁判所は罰金40万円の略式命令を出して即日納付されたということです。
一方、もう1人の54歳の男性については、今月5日、処分保留のまま釈放したということです。
検察は処分の理由について明らかにしておらず、今後は任意で捜査を進めるとしています。