夏のインバウンド強化へ オーストラリアの観光関係者にPR

1年を通じてインバウンド需要を増すため、長野県は、グリーンシーズンと呼ばれる、雪が降らない季節の観光の魅力をPRしようと、オーストラリアの観光関係者にスキー場でのマウンテンバイクを楽しんでもらうツアーを実施しました。

5日はオーストラリア政府観光局や観光庁の関係者など合わせて14人が、野沢温泉村の雪がないスキー場で斜面をマウンテンバイクで走行するツアーに参加しました。
参加者たちはインストラクターからブレーキの使い方などについて指導を受けたあと、舗装されていないコースなどを一列になって駆け下り、気持ちよさそうに風を切っていました。
参加したオーストラリアの観光関係者は「野沢温泉はオーストラリアでも知名度が高まっているので、冬だけでなく夏場も観光できるといい」と話していました。
県国際観光推進室の原克彦室長は「県内各地には、いろいろな観光地があるので、長野県のグリーンシーズンのよさを広めてほしい」と話していました。