「もんぜんぷら座」の跡地には子育て支援や商業機能 検討部会

老朽化のため取り壊される長野市中心部の複合施設「もんぜんぷら座」の跡地利用を考える検討部会が開かれ、このエリアには子育て支援や商業などの機能が必要だという意見で一致しました。

長野市中心部に市が開設した「もんぜんぷら座」は公共施設やスーパーなどが入る複合施設ですが、老朽化に伴い取り壊しが決まっています。
4日は、市が委嘱した委員による跡地利用の検討部会が開かれ、無作為に選んだ市民667人と施設の利用者441人を対象にした2つのアンケートの結果が紹介されました。
それによりますと、いずれのアンケートでもこのエリアに必要だと思う機能は、「飲食や物販などの商業サービス」と、「カフェなど居心地のよい空間を備えた図書館」が、上位2つを占めたほか、駐車場の設置を求める意見も多く出されました。
この結果を踏まえ、検討部会では、「もんぜんぷら座」の近隣にある複合施設「TOiGO」と役割分担をしつつ、このエリアには子育て支援や商業、文化、観光機能などが必要だという意見で一致しました。
検討部会は跡地利用の方針について今年度末までに市長に答申する予定です。