キャベツ出荷シーズン前に 農家対象に野菜の査定会 軽井沢町

キャベツの栽培が盛んな軽井沢町では、本格的な出荷シーズンを前に、農家などを対象にした野菜の査定会が開かれました。

JAの出荷場で開かれた査定会には、地元の農家のほか、東京や関西の卸売市場の担当者などおよそ50人が集まりました。
はじめに卸売市場の担当者が「軽井沢の野菜は注目度が高いので、常に品質のよい野菜を育てることを意識してほしい」などとあいさつしました。
続いて、箱詰めされたレタスやキャベツなどの野菜が並び、JAや卸売市場の担当者が重さや形を確認したり、出荷の際に箱詰めするときの注意点を共有したりしていました。
JAによりますと、ことしは5月の霜の影響などが心配されましたが、大きな影響はなく、雨も十分に降ったため、甘くてみずみずしいキャベツに育っているということです。
農家の男性は「出荷する際に気をつけることなどが分かって勉強になりました。おいしいキャベツやレタスをつくれるように頑張りたいです」と話していました。
軽井沢町のキャベツは今月中旬から出荷の最盛期を迎えるということです。