諏訪湖の「湖上花火大会」渋滞解消へ駐車場は事前予約制に

ことし8月、4年ぶりに開催される諏訪湖の「湖上花火大会」で交通渋滞の解消を目指すため、すべての臨時駐車場で事前予約制が導入されることになりました。

事前予約にはパソコンやスマホのアプリを利用する予定で、諏訪市の金子ゆかり市長は今月22日に、アプリの運営会社の金谷元気社長と面会しました。
毎年8月15日に開かれる諏訪湖の湖上花火大会は、コロナ禍の前にはおよそ50万人の観客がつめかけ、車による渋滞が問題となっていました。
4年ぶりとなることしの大会では、前回までの2倍にあたる6000台分の臨時駐車場を確保する方針で、従来の市役所や小中学校だけでなく、新たに店舗や企業にも協力を求めることにしています。
さらに、駐車場予約アプリを活用し、すべての臨時駐車場で事前予約制を導入するということです。
過去の大会では、臨時駐車場が先着順だったため、前日の夜から入場待ちの車による渋滞が発生していましたが、事前予約制の導入で渋滞の解消が期待されるということです。
金子市長は「花火大会を改革するシステムになると期待しています」と話していました。