木曽町で中央アルプス・木曽駒ヶ岳の開山祭

中央アルプス・木曽駒ヶ岳の夏山シーズンの安全を願う開山祭が、ふもとの木曽町で開かれました。

標高2956メートルの中央アルプス・木曽駒ヶ岳は、木曽町と上松町それに宮田村の境に位置し、日本百名山の1つに数えられています。
登山口がある木曽町新開の駒嶽神社21日、開山祭が開かれ、地元の観光関係者などおよそ10人が集まりました。
はじめに神職が祝詞をあげたあと、参加者が玉串をささげて夏山シーズンの安全を願いました。
地元の観光局によりますと、木曽町側の登山ルートではコマクサやイワカガミなどの高山植物のほか、御嶽山や乗鞍岳などの眺めを楽しめるということです。
開山祭を企画した木曽おんたけ観光局木曽福島支部の池田敏生支部長は「木曽駒ヶ岳といえば、ロープウエーがある駒ヶ根市側から登る人が多いが、木曽町側のルートにも違う魅力や素朴さがあるのでぜひ登ってもらいたい」と話していました。