飲食店で客3人が発熱など訴え 食中毒と断定 店を営業停止に

今月3日、長野市の飲食店で鶏肉料理などを食べた客3人が、発熱や下痢などの症状を訴えました。
長野市保健所は、この店の料理が原因となった食中毒と断定し、19日から3日間の営業停止処分としました。

長野市保健所によりますと、今月3日の夜、長野市内の焼き鳥店で食事をした20代の3人グループ全員が、発熱や下痢、腹痛などの症状を訴えました。
3人はいずれも快方に向かっているということですが、長野市保健所がこのうち2人の便を検査したところ、食中毒を引き起こす細菌「カンピロバクター・ジェジュニ」が検出されました。
3人は、この店で「とりわさ」や「焼き鳥」などを食べていたということで、長野市保健所は、この店の料理が原因となった食中毒と断定し、19日から3日間の営業停止処分としました。
長野市保健所は、食中毒を防ぐため、肉は中心部まで十分に加熱することや生肉を扱った調理器具は洗剤で洗い消毒をすることなどを呼びかけています。