アユ釣り解禁前に放流した稚魚の成育調査 長野 上田

上田市などを流れる千曲川とその支流の川でアユ釣りが解禁されるのを前に、漁協の組合員がこれまでに放流した稚魚の成長を確認する調査を行いました。

この調査は、上田市にある「上小漁業協同組合」が行ったもので、組合員が千曲川水系の６か所に分かれてアユの試し釣りをしました。
このうち、上田市丸子地区を流れる依田川では組合員たちが釣り糸を垂らしアユを釣り上げていました。
漁協によりますと千曲川などにことしの４月から先月にかけて８センチから１０センチほどの稚アユおよそ２２００キロを放流したということです。
試し釣りしたアユは漁協の事務所で長さや重さが計測され、漁協によりますと大きいものでは１６センチほどに成長しているということです。
上田市などを流れる、千曲川水系でのアユ釣りは、今月２４日に解禁されます。
上小漁業協同組合の北條作美組合長は、「上小のアユは味がいいので、大勢の人に釣りを楽しんでほしい」と話していました。