岡谷 映画「怪物」のセットなど展示始まる 諏訪地域でロケ

諏訪地域がメインのロケ地となった是枝裕和監督の映画「怪物」で使われた美術セットや撮影の様子を撮った写真などの展示が、岡谷市で始まりました。

この展示は、映画「怪物」の撮影に協力した諏訪圏フィルムコミッションが9日から始めました。
ロケにも使われた岡谷市の「童画館通り」に面する会場の「ふれあいホール」では、主人公の男の子たちが秘密基地にしていた廃車となった電車での撮影の際に使われた美術セットや小道具、それに電車内の飾りが、一部復元した形で展示されていて、映画の雰囲気を追体験できます。
また、諏訪地域での撮影の様子を撮った写真なども数多く展示されています。
映画「怪物」を鑑賞したばかりだという下諏訪町の男性は「ここに来て追体験ができてよかったです。もう一度映画を見たあとにこちらにも来たいです」と話していました。
諏訪圏フィルムコミッションの宮坂洋介さんは「写真や小道具を見て映画の感動をよみがえらせていただければ」と話していました。
会場は入場無料で、展示は、来月中旬まで行われる予定だということです。