「怪物」公開にあわせロケ地マップを劇場で配布 長野 岡谷

フランス・カンヌ映画祭の脚本賞を受賞した是枝裕和監督の映画、「怪物」が2日から公開されたのにあわせて、そのメインロケ地となった諏訪地域のフィルムコミッションが作成したロケ地マップが上映される県内の劇場などで無料配布されています。

是枝裕和監督の最新作「怪物」は、去年、諏訪地域の4つの市と町で主に撮影が行われ、先月のフランスのカンヌ映画祭で映画の脚本を務めた坂元裕二さんが脚本賞を受賞しました。
2日から映画の全国公開が始まり、このうちロケ地にもなった岡谷市の劇場でも雨の中にもかかわらず、午前中から多くの観客が訪れていました。
また、劇場には撮影に協力した諏訪圏フィルムコミッションが「ロケ地巡りを楽しんでほしい」と作成したロケ地マップが無料で配布されていて、訪れた人が手にしていました。
夫婦で見に来た市内の女性は「地元でロケが行われ、かなり興味があったので初日に見にきました。すぐ近くの交差点や諏訪市の立石公園などが映画の中に出てきて楽しめました」と話していました。