将棋「名人戦」大盤解説にファン多数

高山村ではリアルタイムで対局の進行を解説する「大盤解説」が行われ、大勢の将棋ファンが勝負の行方を見守りました。

「名人戦」第5局の会場となった旅館「藤井荘」から4キロほど離れた高山村の施設には、事前に申し込みをしていた全国の将棋ファンなどおよそ200人が集まりました。
集まった人たちは、黒沢怜生六段による、対局の解説を聞きながら、勝敗の行方を固唾を飲んで見守っていました。
会場を訪れた安曇野市の60代男性は「今は渡辺名人のほうが有利かなという感じはしますが、藤井ファンなのでできれば藤井さんに勝ってもらい七冠を達成してほしいです」と話していました。
東京の60代女性は「渡辺名人からはここで負けられないというすごい準備を感じますし、藤井先生も以前、一度負けた局面を研究しています。意地の張り合いではないですが、すごくおもしろいです」と話していました。