中野市猟友会 有害鳥の駆除活動 当面自粛

中野市で、警察官2人が猟銃で撃たれるなど合わせて4人が殺害された事件を受け、地元の猟友会が当面、有害鳥の駆除活動を自粛することになりました。

中野市猟友会や市で構成する協議会は、今回の事件を受けて27日、緊急の役員会を開き、毎年20回ほど農地周辺で実施してきた、猟銃を使った有害鳥の駆除活動を当面、自粛することを決めたということです。
警察官1人に対する殺人の疑いで逮捕された青木政憲容疑者(31)はこの猟友会の所属ではありませんが、事件を受けて銃声に不安を感じる住民に配慮するため自粛を決めたということです。
協議会の事務局は「有害鳥駆除は地域にとって必要な活動であるが、事件があったのでやむを得ない」と話していて、活動を再開する時期は未定だということです。