4人死亡立てこもり 阿部知事「痛ましい 真相究明を」

中野市で男が猟銃のようなものを発砲するなどしたうえで立てこもり、4人が死亡した事件について長野県の阿部知事は、26日の定例の記者会見で、「痛ましい事件が日頃静かな地域で起きてしまった。亡くなった方のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げる」と述べました。
その上で、「周辺地域の皆さんの不安は強いと思う。中野市とも連携して精神面のサポートも行いたい。警察には事件の真相究明に全力で取り組んでもらいたい」と述べました。

事件が起きた中野市は、26日夕方、市の公式ツイッターとフェイスブックに「大きなストレスに遭遇すると、こころとからだに様々な変化がおこります。一人で抱え込まないでご相談ください。保健師などが相談に応じます」と投稿しました。
中野市では心の健康に関する相談を受け付けていて、市の担当者は「事件で何か不安を抱えている人は市や県の窓口に相談してほしい」としています。