病院で栽培 120種類のバラが見頃に 上田

上田市の病院では、職員が育てている色とりどりのバラが見頃を迎え、入院患者や地域の人たちを楽しませています。

上田市の丸子中央病院では、正面玄関の前に設けられたローズガーデンなどでバラを栽培して、入院患者や地域の人たちに楽しんでもらおうと取り組んでいます。
ことしは、例年よりも1週間ほど開花が早まり、色とりどりのおよそ120種類のバラが見頃を迎えています。
このうち、フランスの画家の名前がつけられた、「モーリス・ユトリロ」という品種は、花びらに赤や黄色の絞り模様が入っていて、色のグラデーションが華やかです。
また、「ガブリエル」という品種は、上品で爽やかな香りが特徴で、マスクを外して花の香りを楽しむ人の姿も見られました。
入院している男性は「バラを見ることができて気分がいいです。どれも特徴があって、いい色だと思います」と話していました。
丸子中央病院広報係の安藤あすかさんは「たくさんの品種があるので、お気に入りのバラを見つけてほしいです」と話していました。
病院によりますと、バラは一般の人も見学が可能で、来月中旬まで楽しめるということです。