信州大繊維学部の学生たちがヒツジの毛刈りを体験 東御市

東御市の農場で、信州大学繊維学部の学生たちが、ヒツジの毛を刈る作業を体験しました。

この体験は、羊毛への理解を深めるとともにヒツジが暑さで病気にならないようにと、毎年、この時期、実習の一環として東御市にある信州大学繊維学部の農場で行われていて、18日は、応用生物科学科の3年生14人が参加しました。
はじめに、学生たちは畜産技術協会の担当者がバリカンを使って、まるでセーターを脱がせるようにヒツジの毛を刈り取っていく手順を見学しました。
続いて、学生たちが4つのグループに分かれて作業を開始しましたが、ヒツジは大きいもので体重がおよそ90キロもあるため、動かないように押さえるのに苦労していました。
そして、なんとかおとなしくさせると、体を傷つけないように気をつけながらバリカンを使って慎重に毛を刈っていました。
刈り取った毛は1頭あたり3キロから5キロほどの重さがあるということです。
学生の1人は「作業は大変でしたが、ヒツジの毛を刈ることができて勉強になりました。きょうは暑いのでヒツジも喜んでいるような気がしました」と話していました。