スペシャルオリンピックスの冬季大会 11月から長野で開催
知的障がいのあるアスリートの大会、スペシャルオリンピックスの冬季大会が、長野市でことしから来年かけて開かれます。
多くの人に関心を持ってもらおうとスペシャルサポーターで、フィギュアスケートの元オリンピック選手、安藤美姫さんと小塚崇彦さんが会見で大会をPRしました。
スペシャルオリンピックスの次の冬季大会は、長野市と北海道を会場にことし11月から来年の2月にかけて開催されます。
多くの人に関心をもってもらおうと、主催する団体が17日、県庁で会見を開き、スペシャルサポーターを務めるフィギュアスケートの元オリンピック選手、安藤美姫さんと小塚崇彦さんも出席しました。
会見で安藤さんは「長野市は全日本選手権で私が2回優勝した場所です。アスリートの演技を同じ場所で見られることを楽しみにしています」と期待を寄せていました。
また小塚さんは「長野をよく訪れるので縁を感じています。障害のあるアスリートがスポーツを通じて世界や社会に出ていくのをサポートしていきたいです」と話しました。
一方、フロアボールの競技に長野代表で出場する赤沼大地選手は「地元で開催されるので勝ちたいですが、それ以上に思いきり楽しみたいです」と意気込みを語りました。
長野市での大会にはフロアホッケーやフィギュアスケートなどの4つの競技が行われ、選手や関係者およそ1000人が参加する予定です。
また、2年後にイタリアで開かれる世界大会につながる重要な大会になるということです。