西村環境相 北アルプス保護・観光連携強化 松本市長らと確認

西村環境大臣が6日、全国有数の山岳リゾート松本市の上高地を訪れ、観光地としてブランド化を進めている松本市の市長らと意見交換し、保護と観光で連携を強化していく方針を確認しました。

西村環境大臣は松本市の上高地を訪れ、はじめにシンボルの「河童橋」やビジターセンターを視察しました。
環境省などは、中部山岳国立公園を自然や環境に配慮した世界水準の観光地にしようと、松本市と岐阜県高山市を結ぶエリアを北アルプスを挟む1つの観光地「北アルプス・トラバースルート」としてブランド化を進めています。
視察のあと西村大臣は、松本市の臥雲市長と高山市の田中市長らと意見交換を行いました。
終了後、西村大臣は「状況と思いを聞き、環境省としても関係を強化して取り組みを後押ししたい」と述べ、保護と観光で連携を強化していくことを強調していました。
また、臥雲市長は「環境省が活用も進めるということで、地域振興のチャンスだと思う。皆さんとともに保護と活用を力強く推進していきたい」と述べました。