リニア中央新幹線トンネル工事現場で作業員が骨折

先月、大鹿村で行われていたリニア中央新幹線のトンネル工事で、防護板の設置作業をしていた25歳の建設作業員が手の指を骨折する大けがをしました。

先月24日の午後6時ごろ、大鹿村大河原のリニア中央新幹線「南アルプストンネル」の工事現場で、東京 八王子市の25歳の建設作業員の男性が左手の指を骨折する大けがをしました。
警察などによりますと、男性はトンネル内で高所作業車に乗り、1人で防護板をトンネルの側面に設置している際に留め具が折れ、落下した防護板が左手にあたったとみられるということです。
県内で行われているリニア中央新幹線の建設工事では、これとは別に大鹿村で先月29日、作業員が右手の甲を骨折する大けがをしました。
JR東海は「施工業者とともに再発防止に努めて参ります」とコメントしています。