長野市保健所 新型コロナ対策用の窓口アクリル板を撤去

新型コロナ対策としてのマスク着用が週明けから個人の判断に委ねられるのを前に、長野市保健所では、10日、窓口に設置しているアクリル板を撤去しました。

新型コロナの感染症法上の位置づけが5月に移行されるのに先立って、来週13日からはマスクの着用が個人の判断に委ねられます。
これにあわせて長野市では、市役所や市の施設でマスク以外の感染対策も緩和する方針で、このうち市保健所では、10日の業務終了後、窓口に設置しているアクリル板10枚を撤去しました。
また、市保健所では13日以降、職員は、原則、マスクを着用して窓口で対応をしますが、訪れる人には着用を求めないということです。
長野市保健所の小林良清所長は、「新型コロナの受け止めを少しずつ変えていく必要がある。アクリル板の役割は終わったと考えているので、飲食店などでもアクリル板の使用を見直すいい機会だと思う」と話していました。