トルコ大地震1か月 被災者支援 中学生が街頭で募金活動

トルコ南部で起きた大地震から1か月となる6日、長野市では、中学校の生徒たちが被災者を支援しようと、街頭で募金活動を行いました。

募金活動を行ったのは、長野市の西部中学校の生徒およそ20人です。
この中学校では、長野オリンピックをきっかけに始まった「一校一国運動」を通じてトルコの学校と交流を続けてきました。
交流している学校に被害はなかったということですが、今回の大地震で被災したトルコの人たちを支援しようと、募金を企画しました。
県庁近くの歩道では6日朝、生徒たちが「あなたのちからがトルコを救う」などと書かれた募金箱を持って、「協力お願いします」と通勤途中の人たちなどに呼びかけていました。
募金活動を行った3年生の女子生徒は「被災した人たちが今まで通りの生活ができるようになってほしい。募金したお金で薬や元気になるものを買ってほしい」と話していました。
長野市の40代の女性は「子どもたちが頑張っている様子を見て、少しでもトルコの支援になればと思い募金しました」と話していました。
西部中学校の募金活動は街頭などで今月13日まで続けられる予定で、募金は日本赤十字社を通じて現地に届けられるということです。