閉校する小学校の6年生に記念品 大学生が贈る 佐久市
佐久市の活性化に取り組んでいる県内の大学生たちが、来月、閉校する市内の田口小学校を訪れ、卒業を控えた6年生に記念品を贈りました。
記念品を贈るために小学校を訪れたのは、長野県立大学のグローバルマネジメント学部の1年生8人です。
学生たちは、佐久市の活性化のため、市内にある星形の城郭「龍岡城五稜郭」をPRするための動画やチラシを制作してきました。
制作を進める中などで、城郭の敷地内にある田口小学校が来月で閉校し、ほかの3つの小学校と統合されることを知り、6日、学校を訪れ、卒業する6年生39人に記念品を渡しました。
記念品は小学校周辺の見どころがプリントされたノートや龍岡城を築いた大給恒のイラストが描かれたポケットテッシュなどで、デザインは学生たちが考えました。
また、6日は学生たちが佐久市を活性化するためにゼミで取り組んだことを写真や動画で紹介し、子どもたちが熱心に見ていました。
児童の1人は「6年間、通った学校が閉校するのは残念ですが、記念品をつくってもらいうれしいです」と話していました。
また、学生は「子どもたちが喜んでくれてよかったです。自分たちの母校をいつまでも忘れないで欲しい」と話していました。