この冬一番の非常に強い寒気 各地で氷点下の厳しい冷え込み

県内では、大雪のピークは過ぎましたが、強い寒気が流れ込んでいる影響で断続的に雪が降っているところがあります。
各地で氷点下の厳しい冷え込みにもなっていて、気象台は北部の山沿いなどを中心に大雪や路面の凍結などによる交通への影響に注意するよう呼びかけています。

長野地方気象台によりますと、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、上空にはこの冬一番の非常に強い寒気が流れ込んでいます。
午前11時の積雪は、野沢温泉村で1メートル1センチ、小谷村で84センチ、菅平で76センチ、信濃町で61センチ、長野市で12センチなどとなっています。
大雪のピークは過ぎ、気象台は、25日朝、県内に出していた大雪警報をすべて解除しましたが北部の山沿いなどで断続的に雪が降る見通しで、26日昼までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、中野飯山地域で20センチ、大北地域と長野地域のいずれも山沿いで15センチ、上田地域の菅平周辺や乗鞍上高地地域で5センチなどと予想されています。
また、各地で氷点下の厳しい冷え込みが続いていて、午前11時の気温は、菅平でマイナス14.1度、東御市でマイナス11.5度、軽井沢町でマイナス10.9度、長野市でマイナス7.3度、松本市でマイナス6.4度などとなっています。
気象台は、北部の山沿いや中野飯山地域、上田地域の菅平周辺では、大雪や路面の凍結などによる交通への影響に注意するよう呼びかけています。
また、県内全域で26日朝も厳しい冷え込みが予想されていて、水道管の凍結などにも注意するよう呼びかけています。