松代藩初代藩主 真田信之の御霊屋の修復作業が完了し一般公開

真田家が松代藩主になってことしで400年です。
これを記念して進められてきた初代藩主の信之をまつる御霊屋の修復作業が完了し、一般公開が始まりました。

ことしは松代藩の初代藩主、真田信之が松代に入ってから400年の節目の年で、長野市にある真田家の菩提寺、長國寺では国の重要文化財に指定されている信之をまつる御霊屋の修復作業が進められてきました。
17日は修復の完了を受けておよそ20人の関係者が集まり法要が営まれました。
今回の修復では、屋根がふき直されたほか、装飾品の金ぱくが貼り直されたということで、水曜日を除く毎日、一般公開されています。
このほか、長國寺からほど近い真田家の御殿の入り口では、地元の商工会議所などで作る実行委員会が信之の銅像を新たに建立しお披露目しました。
真田家の14代当主、真田幸俊さんは「非常に眼力のある、未来を見すえた銅像だ。400年の記念事業は、信之と地元の人たちとの絆のたまものだと思うので、協力してくれた皆さんに感謝したい」と話していました。