阿部知事がオーストラリア訪問 観光客誘致へ県の魅力をPR
県内に外国人観光客を呼び込もうとオーストラリアを訪れていた阿部知事は現地でセミナーを開き、旅行会社やメディア関係者などに観光地としての県の魅力をPRしました。
阿部知事は、新型コロナの感染拡大前、多くの観光客が県内を訪れていたオーストラリアを先月30日から訪問し、長野県の日本酒やみそなどをトップセールスしたり、外国人観光客を呼び込もうとPR活動を行ったりしました。
2日は、オーストラリアの最大都市シドニーで、観光地としての県の魅力をアピールするセミナーを開き、現地の旅行会社やメディア関係者などおよそ30人が参加しました。
この中で阿部知事は「長野県は皆さんを再びお迎えすることを楽しみにしています」と英語であいさつしたあと、パウダースノーが楽しめる冬以外にも、豊かな自然や観光地、それに魅力的な歴史や文化があることなどをPRしていました。
また、白馬村の担当者はスキー場の写真を見せながら「さまざまなゲレンデを楽しむには最低1週間は滞在するのがおすすめだ」とアピールしていました。
野沢温泉村から参加したスキー場運営会社の片桐幹雄社長は「安心して旅行を楽しめるということを伝えることができた。オーストラリアの人たちをがっかりさせないよう、受け入れ体制をしっかり作っていきたい」と話していました。
セミナーに参加したシドニーの旅行会社の男性は「すばらしい雪だけではなく、温泉やそばなどの食べ物も楽しみになった」と話していました。