上田市で「都市型水害」の発生に備えた消防の救助訓練

台風や局地的な豪雨などで市街地が浸水する「都市型水害」の発生に備えた消防の訓練が上田市で行われました。

上田地域広域連合消防本部が上田市のプールで行った訓練には、消防隊員など60人あまりが参加しました。
このうち、水没した車の中に人が取り残されていることを想定した訓練では、消防の潜水士たちがボートで待機している隊員と救助方法を確認したあと、水に潜って人形を助け出しました。
また、浸水した建物に取り残された人を救助する訓練では、プールに架かる橋をベランダに見立てて、ボートから侵入する手順を確認していました。
訓練に参加した消防隊員は「本番さながらの訓練ができたのでよかった。きょうの経験を生かして、いざというときは隊員たちと協力しながら救助にあたりたい」と話していました。
上田地域広域連合消防本部の堀池正博消防長は「3年前の台風19号では千曲川の決壊により長野市が広い範囲で浸水した例もある。住宅密集地では大勢の人が取り残される状況も想定されるので、効率よく救助することを考えていきたい」と話していました。