りんごの木約400本倒れる 台風の吹き返しの風が原因か

長野県松川町の果樹園で、収穫目前のりんごの木およそ400本が倒れているのが見つかり、台風の吹き返しの風が原因とみられています。

りんごの木が倒れる被害に遭ったのは、松川町大島の北沢章さんの果樹園です。
北沢さんによりますと、20日午前8時ごろの見回りでは、りんごの木は倒れていなかったということですが、およそ1時間後に近くを通りかかった人が倒れているのを見つけたということです。
現地で状況を確認した町や地元のJAによりますと、北沢さんの話などから20日午前9時ごろに台風の吹き返しの北風によって倒れたとみられるということで、倒れた木はおよそ400本にのぼるということです。
町によりますとりんごの木は、支柱に張られたワイヤーで支えられていましたが、吹き返しの北風で支柱の一部が倒れてワイヤーが切れ、そのはずみで木の根元が折れるなどして次々と倒れたとみられるということです。
北沢さんは「過去の台風で多少の被害はありましたが、ここまでひどかったのは初めてです。収穫目前だったのでがくぜんとしています」と話していました。
町によりますと、果樹園から東におよそ2.5キロ離れた役場の駐車場に設置された観測機器で、20日午前9時に9.7メートルの最大瞬間風速を観測していたということです。

長野県のまとめによりますと、今回の台風による強風で、松川町と高森町で「りんご」と「なし」に被害が出たということです。
被害額は、20日午後5時の時点で、2つの町であわせて288万円余りにのぼっているということです。