飯田市に建設されるリニア中央新幹線の駅 11月にも準備工事

飯田市に建設されるリニア中央新幹線の駅について、JR東海は、地元住民への説明会で、ことし11月にも準備の工事を始めることを明らかにしました。

JR東海が品川・名古屋間の開業を目指して工事を進めているリニア中央新幹線では、飯田市の上郷飯沼地区に、県内で唯一の駅の建設が予定されています。
JR東海は、7日夜開いた住民説明会で、この駅について、工事用の道路の整備といった準備の工事を、早ければことし11月から始めることを明らかにしました。
また、駅の準備工事や関連する工事の安全対策として、工事用車両にはリニア工事の車両であることを示すステッカーを貼るほか、車両には速度やルートなどを管理するシステムを配備することも説明しました。
一方、説明会では、駅の工事に伴う水路の付け替えで、一部の工事日程の詳細が示されていないことなどに対し、出席した住民から不満の声が上がっていました。
説明会後、地元の男性は、「自分たちの生活になるべく影響がないように工事を進めてほしい」と話していました。
JR東海で長野県の工事を担当する古谷佳久部長は、「住民に示した日程表には不十分なものもあり、多くの意見をいただいた。そうした意見を反映させながら取り組んでいきたい」と話していました。

一方、8日午前0時15分ごろ、豊丘村のリニア中央新幹線の工事現場で55歳の建設作業員が重機に足をひかれてすねを骨折するなどのけがをしました。
これまでの3回の事故とは違う場所ですが、豊丘村の工事で事故が起きるのは4度目です。
事故について、JR東海は公表もコメントもしないということです。