茅野市の公立病院で薬処方ミス 患者死亡

去年、茅野市の公立病院で、担当医師が交代した際患者に必要な薬の一部が処方されず、患者は、その後、脳梗塞を発症して死亡していたことが分かりました。
病院を運営する組合は「処方しなかったことが直接的な影響を与えたかどうか判断は難しいが、過失は免れない」と医療ミスだったことを認め、遺族に1500万円を支払う方針です。

茅野市、諏訪市、原村でつくる組合が運営する諏訪中央病院によりますと、去年7月、主治医の退職で担当医師が交代となった際、複数の基礎疾患がある通院患者に、必要な薬の一部が処方されなかったということです。
その後も、この状態が続き、患者は、およそ1か月後に脳梗塞を発症し、諏訪中央病院に入院しましたが、その後、死亡しました。
病院は、患者が脳梗塞で入院した際に処方の誤りを把握したということで、組合では「処方しなかったことが直接的な影響を与えたかどうか判断は難しいが、本来、処方されるべきものが漏れていたことは明らかであり過失は免れない」と医療ミスだったことを認め、患者の遺族に謝罪したうえで、和解金として1500万円を支払うことを31日までに決めました。
諏訪中央病院の高木宏明副院長は「患者と遺族に申し訳なく思う。2度とこのようなことが起きないよう、改善を図っていく」とコメントしています。