長野県 新型コロナ2132人感染確認 最多の11人死亡

県内では、新型コロナウイルスの感染者11人の死亡が明らかになり、一日に公表される死者数としてはこれまでで最も多くなりました。
また、新たに2132人の感染が確認されました。

県によりますと、死亡が明らかになったのは65歳以上の感染者11人で、いずれも基礎疾患があったということです。
一日に公表される死者数としてはこれまでで最も多くなり、これで県内で死亡した感染者は265人になりました。
また、県と長野市、松本市によりますと、県内で新たに感染が確認されたのは、「みなし陽性」の人も含めて2132人で、先週の金曜日と比べて1517人減りました。
症状別では2人が中等症で、そのほかは軽症か症状がないということです。
市町村別では、長野市が398人、松本市が280人、上田市が147人などとなっています。
新たな集団感染は、小学校や高齢者施設など合わせて4か所で確認されました。
これで、県内の感染者数は累計で16万4147人となりました。
25日夜の全県の病床使用率は61.2%で、6日連続で60%を超えています。
地域別では、東信が76.5%、北信が74.8%、南信が60.6%、中信が60.4%です。
重症者用病床の使用率は7%です。
病床使用率の高止まりの状況が続いていることから、県は「BA.5対策強化宣言」を発出していて、重症化リスクの高い人には混雑した場所を避けてもらうことや、3回目や4回目のワクチン接種を積極的に検討することなど感染防止対策の徹底を呼びかけています。

新たな感染者の市町村別の人数、まず、中信地域と北信地域です。
長野市が398人、松本市が280人、安曇野市が86人、塩尻市が81人などとなっています。
続いて東信地域と南信地域です。
上田市が147人、飯田市が130人、佐久市が91人、伊那市が77人などとなっています。